これから高校野球観戦を始める人へオススメの雑誌紹介
初めまして、Ujiです。
父親の影響から高校野球観戦するようになり、甲子園は勿論、地方大会や練習風景をも見に行くほど好きになりました。中でも大阪桐蔭が一番好きです。出身校であるのもありますが、野球に関しては入学前から既に応援していました。
今年は第100回記念大会で出場校もドラマも多く大いに盛り上がりましたが、次世代にむけて活躍が期待できる選手も多く残りました。100回大会はあくまで通過点でこれからも高校野球はどんどん熱くなると思っています。私はもっと高校野球を好きになりたいですし、これから観戦を始めたい人やもっと詳しくなりたい人に是非高校野球の面白さを伝えたい!
そこで高校野球を楽しむために雑誌をいくつか紹介したいと思います。
1.
報知高校野球 (初心者からマニアまで、幅広い層を楽しませる一冊)
「報知高校野球」は全国各地の注目選手を紹介しており、その情報量は多すぎず少なすぎず内容も初心者でも簡単に入り込みやすい。
選手の能力や甲子園に向けての意気込みなど高校野球の面白さをまんべんなく取り入れているので初心者はこの本から買うことをオススメします。
2ヶ月に1度のペースで発売されますが、どの時期に買っても外れはないと思います。値段は870円と紹介する中では一番安く、A4サイズと本棚にも簡単に収納でき、また重くないので球場に行って雑誌を開きながら試合を見ることで知識も蓄えることもできる優れものである。
ここに注目!
この雑誌の凄いところは好選手の発掘力。
雑誌の最後の方に地方ごとに注目選手を紹介する欄がある。1地方ごとに1選手が写真付
きで大きく取り上げられますが、これらに紹介された選手たちのうち、一人は後に甲子園に出場、また一人はプロに指名されるなどまさに「金の卵」を紹介した欄である。
2018年の3月に発売された号にはなんと今年の夏大活躍した金足農の吉田輝星選手が紹介されていました!また、過去には今西武で活躍している菊池雄星も紹介されました。
きで大きく取り上げられますが、これらに紹介された選手たちのうち、一人は後に甲子園に出場、また一人はプロに指名されるなどまさに「金の卵」を紹介した欄である。
2018年の3月に発売された号にはなんと今年の夏大活躍した金足農の吉田輝星選手が紹介されていました!また、過去には今西武で活躍している菊池雄星も紹介されました。
本屋に行く時は最悪買わなくてもこの欄だけは目を通して欲しいです。それほど価値はあります。
「この選手雑誌で見たことがある」を一つでも増やすことができれば、自分流の注目選手ができて他人に進めることができますし、高校野球の楽しみが自然と増えていく思います。
2. ホームラン (選手、チームの戦力をもっと詳しく知りたい人向け)
「ホームラン」の良さはなんといっても情報量の多さ。戦力分析をしたいならこの一冊は強力な武器になり得ます。
この本が本領発揮するのは12月に発売されるとき。新チームがスタートし、県大会、大きな地区大会、そして明治神宮大会が終わり来年の春の甲子園の出場校が予想した段階までを編集した冊子です。
この期間はどうしても選手情報が乏しい。3年生が引退し、1, 2年生でチームが出来上がる。夏から試合、ベンチいる選手がいれば良いが、初めてベンチ入りする選手が大半である。さらにマスコミ等が夏ほど取り上げてくれないため、選手情報はおろか試合をしていたことに気づかないことも。今やTwitterなどで新たな選手情報は簡単に手に入るようになったが、夏の大会より選手情報が少ないのは確か。
そんななか、「ホームラン」はこの期間に特に大きな大会(近畿大会や関東大会など)に出場したチームを殆ど紹介してくれ、また選手は1チーム1人以上写真にコメント付きで紹介してくれます。チームに関しては結成時から勝ち上がるまでのチームの心境、主力選手から脇役選手、長所や短所などチーム事情を事細かく紹介してくれるので凄く有難いです。
選抜出場校紹介や夏の大会前、ドラフトでも実力を発揮してくれるが他の雑誌も力を入れており差が縮まってきた。ただ、新チーム結成時から明治神宮終了までの情報量は「ホームラン」が一番だと思っています。
気になるお値段は1404円(税込)と報知より少しお高め。また、大きさもA3サイズと普通の棚だと入らず収納がうまくできないし、持っていくにも重くて報知高校野球のように試合を見ながら雑誌を見るのは少し厳しく感じる。また情報量が多いゆえ、いきなりここに手をつけてしまうと頭がパンクして情報が追いつかない可能性があります(私も把握できないところも多々あり)。
なので、野球を見始めて数年経ち、慣れてきてもっと知識が欲しいと思う時に買うのがベストなタイミングだと思います。
なので、野球を見始めて数年経ち、慣れてきてもっと知識が欲しいと思う時に買うのがベストなタイミングだと思います。
欠点ばかり言いましたが、それを上回る情報量があるのは間違いありません。
3. 野球太郎 (選手の能力がひと目でわかる、夏の大会やドラフトをより楽しむために)
「野球太郎」の特徴は選手の能力を9段階評価(大きくABCにわけ、さらにA+.A.A-と三段階に分ける)によってひと目でわかるようにしていることです。例えば飛ばす力において、日ハムの中田翔選手はA+, 広島の丸選手はBなど選手間での比較も容易にできます。
甲子園やドラフトが近づくとテレビなどのメディアが注目選手を紹介するが、投手はMAX155 km/h、野手は1大会3本塁打を放ったなどインパクトはあるのですが、どうしても選手本来の特徴が伝えきれていない感じがします。これをMAX155 km/hの投手は制球がイマイチ、1大会3本塁打を放ったけど実は盗塁が得意など、マスコミでは取り上げられない選手の意外な能力を知ることができるかもしれない。そうすると、野球の見方が変わってくると思います。「野球太郎」はそんな選手の長短所をしっかり書いてくれる一冊です。
ドラフト前に買うと高校だけでなく大学や社会人のことも書いているのでより一層面白く感じるかと思います。もちろん夏の大会前に買うのも十分有りです!
値段は1500円とホームランより高めですが、サイズは報知高校野球より小さいので持ち運びには非常に便利です。
4. 輝け甲子園の星 (選手の素顔や試合中での心情を知りたい人へ!)
「輝け甲子園の星」の特徴は甲子園で活躍した選手は野球面ではもちろん、普段はどういう高校生活を送っているのか?どんな性格なのかをメインに伝えるなど選手の素顔に迫った本です。例えば、金足農の吉田輝星選手は投げるときは熱いが、普段はぼーっとしていることが多いことやクッキーが大好きなど。また、甲子園に出場したチームは大会期間中どのように過ごしたか、観客を沸かせた試合に出ていた選手はどういう気持ちだったのか、心情面に触れるケースが多いです。
例えば、1点ビハインドで迎えた9回2死満塁の場面で迎えた打者や投げた投手、守っていた野手達は当時どういう気持ちでプレーをしていたのか気になりませんか?
必死にプレーをする高校野球ならではの楽しみ方もおしえてくれる一冊だと思います。
戦力分析をしたいのならさきほど挙げた「ホームラン」や「報知高校野球」の方がいいと思います。ただ、性格がプレーに現れるので案外侮れないと思います。私も本屋では目を通すようにしています。
値段は1600円とまさかの一番高価。しかもサイズが「ホームラン」と同じくらい大きく収納も難しい。重さは「報知高校野球」くらい軽いかな。これは家でじっくり読むもので持ち運びは考えなくてもいいと思います。甲子園をテレビ等で見て、ファンになったので追いかけたい!という人にはオススメですし、初心者が購入するのもありだと思います。また、選手間で会話するコーナーがあり、文章量が多いのですが読んでいくうちに素は高校生でこちらもほっこりしますので見る価値はありますよ。
この他に地方大会展望(大阪や神奈川など)もあります。
例えば北大阪だと大阪桐蔭や履正社の優勝候補を中心に、関大北陽や金光大阪などの強豪私立に寝屋川や汎愛など私立と肉薄できる公立勢などのチーム事情や心情を豊富に書いてくれます。ただ最初の2校が甲子園によく出て他の高校は聞いたこともないというのが多いので、いきなりこれを買って読むと知識が追いつけず頭がパンクするかと。
なので、もっと高校野球を詳しく知り1つ気になる県があるので深く知りたいという人や地方大会から球場で見たいですという人が買うのが私は良いと思います。
7月初旬に1080円で発売されます。週刊ベースボールの別冊みたいですね。
いかがでしょうか?
高校野球雑誌は種類が多く正直どれを買うのか迷ったりすると思います。値段も大きさもそれぞれ異なりますし、買う人によって決める基準も違います。
私個人の意見ですが、初めは「報知高校野球」から購入し、慣れてから「ホームラン」や「野球太郎」を見ていくのが良いと思います。また、「輝け甲子園の星」から買って選手の素顔を知ることからスタートするのもアリだと思います。高校野球の楽しみ方は人それぞれですので。
長くなりましたが、このサイトを見て参考になれば幸いです。
一人でも多く高校野球が好きになって頂ければ私は嬉しいです。
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