秋の初戦 大阪桐蔭が24点奪い渋谷を圧倒

こんにちは、Ujiです。

9月14日に行われた秋の大阪大会、大阪桐蔭ー渋谷の試合を見てきました。

夏の大阪大会で金光大阪に延長タイブレークで敗れてから新チームが結成して約2ヶ月、非常に長く感じました。負けたときは放心状態になり、毎年欠かさず見ている速報甲子園への道、熱闘甲子園もほぼ見ないくらい野球熱が冷めていました。

でもようやく見れた新チーム。夏の選手がごっそり抜けるが新たにどんな選手が入るかと思うとワクワクが止まらず野球熱も上がりそうです。

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戦評


大阪桐蔭が大量得点を奪って初戦を突破した。渋谷投手陣が緩い球で対抗する中、桐蔭打線は甘く入った球を尽く痛打。渋谷投手全員から得点を放ち、終わってみれば4本塁打含む19安打24得点で先発全員安打全員打点のおまけ付きだった。投げては藤江ー申原ー竹中の完封リレーで試合を締めくくった。

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感想
 大阪桐蔭が大量得点で初戦を突破したが、新チームは期待と不安で一杯だった。

新チームの大阪桐蔭はスタメン9人中7人が旧チームからの経験者。夏のメンバーがごっそり抜けて秋は戦力が落ちる中、大阪桐蔭は戦力が落ちるどころか夏より状態がいいように感じた。先発した藤江投手はマウンド上で非常に落ち着いており、崩れる気配がなかった。

 試合を見る前は打撃意識に不安を感じていた。この夏の大阪桐蔭は打撃が消極的であり、2ストライクまで見送り、第3ストライクの球をただ打つスタイルが目立った。これがチーム全体に浸透しており、試合に出ていた2年生が秋までもちこまないか不安であった。いざ蓋を開ければ甘く入った球をしっかり打ちにいき、夏に見られた消極的な打撃は大幅に改善されていた。初回こそ甘い球を逃すことがあるものの、回を追うごとにその傾向は減っていった。接戦になったら、好投手が来たらと思うことはあるが、一先ず不安要素が消えてホっとした。

強打者が揃う大阪桐蔭打線で注目したいのが8番の上野選手だ。彼は初回に中に入った緩いカーブをしっかり溜めてバックスクリーンに本塁打を放った。飛距離は勿論、打球の速さが下位打線とは思えないほど強烈だった。彼は後に2安打を放つが何れも強烈な打球を放っていた。今年の1年生は逸材揃いだが、その実績をもってしても上野選手からレギュラーを奪うのは難しい。それほど彼の打撃力は高く感じた。1番加藤、4番の西野ら上位打線に注目が行きがちだが、上野選手もぜひ注目して欲しい。

大阪桐蔭はまだ初戦を突破したばかりだが、投打に戦力が非常に充実しており先の戦いも期待できる。旧チームで果たせなかった甲子園出場を目指して1戦必勝で試合に臨んで欲しい。

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