ジャイアンツカップ京滋予選準決勝 京田辺ボーイズが延長サヨナラ勝ち

こんにちは、Ujiです。

7月13日に行われたジャイアンツカップ京滋予選を見に行きました。
試合が行われたアイアイ球場は滋賀の堅田駅からタクシーで20分のところ。アクセスは決してよくないですが、行ったかいがありました。

今回は京田辺ボーイズ 対 丹後シニアの一戦。

初めて中学野球を見たときが去年12月のタイガースカップで京田辺ボーイズも出場していました。当時から才能を発揮していた松尾くんと谷口くん。この試合でも両選手が良さを存分に発揮してくれました。


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戦評
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感想
 延長タイブレークに持ち込んだ投手戦は京田辺ボーイズがサヨナラで制した。

互いに譲らない投手戦。両チームの先発投手が本当によく、点を取られる気がしなかった。タイブレークが無ければどれだけ試合が続いていたか。

まずは京田辺ボーイズの谷口くん。130後半は出ていただろうストレートは威力が尋常ではなく、丹後シニアの打者にまともな当たりを許さなかった。イメージするならダイヤのAの降谷暁が近いか。唸りを上げるストレートに打者は恐怖心を感じ、高めの球が来たらおもわず手が出るしバットにボールが当たる気配がない。7回を投げて13奪三振で空振りは12個。(一緒に観戦した人からの話で)「本来打撃に自信がある」丹後シニアが内野安打2本、外野に打球を飛ばせなかったことから谷口くんの投球の良さが伺える。私はこれまで谷口くんは「投手より打者」といってきたが、今ここで評価が覆された。私はまだまだ見る目がないと感じた。
京田辺の谷口くん。がっちりした下半身から生み出すストレートの威力は尋常ではない


一方で、丹後シニアの秋田くんはスライダーで京田辺打線を打ちとった。スライダーでカウントがとれ、右打者の外角にコーナーにつくことでゾーンを横に広く取ることができた。京田辺の打者はうまく捉えることができず、安打を放ち得点圏に走者を進めてもホームにたどり着ける気がしなかった。


緊迫した投手戦に終止符を打ったのは京田辺の松尾くんだ。
8回のタイブレークで登板してはストレートと縦に大きく落ちるフォークでピンチをしのぐと、直後の打席では初球を完璧に捉え、センターオーバーのサヨナラタイムリー。サヨナラの場面では彼が何かやってくれるだろうと期待できた。
サヨナラ打を放った松尾くん。バランスのいい体型で下半身がしっかりしており、低めの球にも崩されずに安打にする。遊撃手として機敏な動きも見せます。

もう一人紹介したい人がいる。それは京田辺の扇の要森内くん。
先発谷口くんをうまくリードし、1回の梅田くんの盗塁を阻止、4回は杉本くんが塁から飛び出たところを牽制でさすなど「」でも谷口くんを支えた。森内くんは肩が強く、送球も正確。相手の足を見事に封じた。また、打っても4番で2安打を放った。森内くんも攻守の柱として大きく活躍した。
京田辺の扇の要の森内くん。肩が強く送球も正確で何度も相手の進塁を阻止した。

普段は試合展開のことを書いているのだが、今回は活躍した選手のことばかりになってしまった。だが、先ほどあげた選手たちの活躍が8回タイブレークに持ち込むほどの好ゲームで投手戦になった。勝った京田辺ボーイズは勢いのまま優勝してほしい。敗れた丹後シニアの選手は凄い投手と対戦した経験を活かして残りの中学生活、次の高校野球につなげてほしい。

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