手加減は一切しない大阪桐蔭 立命館守山をコールド撃破


こんにちは、Ujiです。

10月20日に佐藤薬品球場で行われた近畿大会1回戦

大阪桐蔭(大阪1位) VS 立命館守山(滋賀2位)

の試合を見てきました。


大阪大会を決勝以外はコールドで勝ち上がり、ライバル履正社を延長の末勝利して手に入れた大阪1位の称号。今年はいつもより輝いているようでした。しかし、正捕手で上位打線に入る吉安くんが怪我で負傷しメンバーを外れるという非常事態が。試合が始まるまでは不安でしたが、いざ始まってみればそんな不安など簡単に消し飛ぶくらい桐蔭の強さがありました。


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スコア


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感想
 大阪桐蔭が3本塁打17安打19得点、毎回安打毎回得点のおまけ付きで立命館守山を破った。各打者から放たれる打球はかなり速く、立命館守山の守備陣が対応できないほど。立命館守山の守備は決して悪くなくエラーも1個だけで正面のゴロはしっかり処理出来ていた。投手も四死球は与えるものの押し出しはない。大阪桐蔭が打って得点を重ね立命館守山を圧倒した。手加減を一切与えなかった。

走塁に隙がない。2回1アウト1,2塁で打席には1番池田くん。レフト前にヒットを放ち、レフトがファンブルする間に1塁走者の藤江が躊躇なく三塁を陥れた。投手の藤江ですら全力疾走で一つでも先の塁を狙った。当然野手陣もそうであり、本塁打を放った選手も全力で走ってダイヤモンドを一周した。打線に注目が行きがちな大阪桐蔭だが、走塁意識もかなり高く相手守備が少しでも油断すればすぐ次の塁に進むので要注意だ。

一方で捕手に不安材料を残した。正捕手の吉安くんが怪我でメンバーを外れており、代わりに清水くんがマスクをかぶった。藤江くん、申原くん、松浦くんをリードし1失点に抑えたものの松浦くんの球をポロポロこぼす場面が見られた。松浦くんが登板したときは夕方で見にくいせいか、噂によると146km/hを記録したようで球がかなり速く感じたか。また、落差の大きいフォーク系の球もあったせいか。理由は色々考えられるが捕球面で不安が残った。松浦くんは制球がアバウトな部分もある。ただ清水くんがしっかり捕球することができれば松浦くんはもう少し楽に投げることができたと思う。藤江くんの球をしっかり取ることができたので次の試合まで1週間しっかり捕球練習をし、相手に無駄に進塁を許すことをないようにしたい。

敗れた立命館守山だが、エース信次くんは制球は悪くなくインコースをつくなど度胸はあった。また牽制がうまく1つアウトを奪っている。バッテリーを組む景山くんも肩が強くて送球も正確。二塁手の西田くんもフライアウトを取ってから転ぶもすぐに立ち上がって返球するなど守備はしっかりしていた。立命館守山はバッテリーを中心とした守備があったからこそ滋賀大会を勝ち上がることができただろう。エラーや暴投は1個ずつしたが、タイムリーエラーや押し出しがなかった。全国トップクラスの打線相手に逃げなかった。これを自信に冬を超えて力をつけてほしい。

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