第15回タイガースカップ1回戦 泉州阪堺ボーイズ対湖東シニア 清水くんが衝撃の132km/hデビュー

Ujiです。

引き続き、タイガースカップ1回戦の模様をお伝えします。泉州阪堺ボーイズ対湖東シニアの一戦です。

開幕試合で播磨ボーイズの高松くんが130km/hを出すなど早くも好選手を見て来たかいがあったなと満足しているところでした。ところが、まさか次の試合で高松くんより速い球を投げる選手が出てくるとは思いもよらなかったです。

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スコア


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緑線が投手交代を意味しています。
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感想
 6回まで互いに無得点の両チーム。走者は出すもののあと一本が出ずホームが遠く感じた。湖東シニアの横田くんは6回まで被安打2の三塁すら踏ませないなど安定した投球をしていた。一方、泉州阪堺ボーイズの中塚くんはボールが先行して3回途中まで5四球を与えるものの要所を締める投球。互いの投手が踏ん張り試合が動きそうになかった。


そんな中で5回に衝撃が走った。泉州阪堺ボーイズの清水くんが登板していきなり131km/hを計測したのだ。先ほどの試合で播磨ボーイズの高松くんが130km/hを記録して、しばらくこんな速い球を投げる選手が出ないだろうと思っていた中でこんな早くに見れるとは思えなかったのでまずそこで衝撃を受けてしまった。それだけでなく、この回だけで130km/h台は4球投げており最速132km/hも記録した。最初の1球が決して偶然でないことを示した。実況をしていたら間違いなく絶叫していただろう。速い球を投げれるのはそれだけで魅力ですし浪漫があります。


湖東シニアは1番から始まる重要なイニングでしかも打者は旧チームからの主力である横田くんである。そんな中、清水くんは横田くんに全力で投げて空振り三振に切ってとった。相手の一番良い打者を討ち取ることで勢いを乗せないようにした。


そして6回裏の湖東シニアの攻撃。湖東は2本の安打と四球で2アウト満塁まで攻めるも清水くんは9番竹内くんを見逃し三振で切ってとった。

この回の泉州阪堺ボーイズの守備はばたついていた。内野ゴロを安打にしたりパスボールでピンチを広げたりしていた。それでも清水くんは一人ずつ勝負しピンチを脱した。三振を奪ったボールはアウトコースギリギリに決まるストレート。これは打者が手が出ないのも無理はない。これで勢いに乗った泉州阪堺ボーイズは7回に4点を奪い試合を制した。

途中登板した清水くんは球速で周囲を驚かせ、更にピンチを脱してチームに勢いをもたらした。彼の投球が勝利を呼び寄せたと言っても過言ではない。


一方で、湖東シニアの横田くんは踏ん張った。120km/h台のストレートと縦のスライダーを中心に泉州阪堺打線を抑えた。投球自体は安定しており四死球は6回まででわずか1個。先頭打者を出した回数もわずか1。三者凡退の回も3を数えた。しっかり
ただ、7回の投球は疲れがあったのか、チャンスをいかせずに気落ちしてしまったか。四球を連発した。また野手にも気持ちが伝播しており、横田くんが牽制するも野手は準備が出来ておらずボールは外野へと。ピンチを広げその後決勝打を許した。6回までは安定していた投球が続いていただけに信じられないプレーが続いた。6回に得点出来てたら試合展開は違っていたかもしれない。ただ湖東はよく攻めていたが泉州阪堺の守備が上回った。湖東としては悔しい敗戦だったが、戦いぶりは立派でした。


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