第15回タイガースカップ2回戦

Ujiです。

12月1日にタイガースカップ2回戦を見てきました。
今年最後になる野球観戦。昨日に続き好選手が現れたり、好ゲームありコールドゲームありと面白い試合が多く大変満足した一日になりました。

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桜井シニア 対 播磨ボーイズ


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緑線が投手交代を意味しています。
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感想 
 延長タイブレークに持ち込んだ第一試合を制した桜井シニア。4番でリリーフした井上くんが大活躍した。初回に先制打、8回のタイブレークで決勝打を放つなど大仕事をやってのけた。チャンスに強い頼れる4番だ。またリリーフ投手としてもチームを救った。井上くんは身長180cmながらアンダー気味に投げるボールは80km/h後半と比較的遅め。その遅い球でコースをつくことで播磨打線のタイミングを外していた。7回と8回の満塁のピンチがあったがうまく脱出することができた。中でも7回は播磨ボーイズが同点に追いつき尚も2アウト満塁と一打サヨナラと勢いづいている状況でその中で井上くんは登板してしっかり抑えた。制球力はもちろん精神力も優れている。投打に活躍した井上くんだが投手としての活躍が無ければチームは勝てなかったかもしてない。彼はこの試合の救世主です。


播磨ボーイズの高松くんは今日も奪三振ショーを披露した。4回に登板してはアウト全てを三振で奪うなど4回投げて7三振。球速も133km/hと昨日から最速を更新した。
桜井シニアは高松くん対策をしてきた。甘く入ったコースは迷わず振ってヒットにし、外角の球をなるべく手を出さずカットで逃げた。功を奏したのか5-7回は全て先頭で出塁することができ追加点も奪った。ただ、そのあとの高松くんがすごかった。インコースを投げたり外角ギリギリに投げ込むなど高い制球力で桜井シニア打線を抑え込んだ。対策されても抑える高松くんはやはり将来大エースになる予感しかしない。これから先が本当に楽しみです。

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泉州阪堺ボーイズ 対 伊丹ヤング


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緑線が投手交代を意味しています。
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感想
 伊丹ヤングが毎回の12得点で泉州阪堺ボーイズを圧倒。伊丹ヤングの走塁は迷いがない。常に1つでも先の塁に進む意識があり、相手守備に隙があろうものなら迷わず突っ込む。走塁する姿は大阪桐蔭と重なって見えた。それほどレベルが高い。また、走者を進めるために右方向に打つケースも多く見られた。各選手走塁レベルが高いので右に打てば走者を進めやすくなる。チャンスを広げたうえでヒットや犠牲フライで得点を重ねた。走塁と打撃が上手く相乗効果をもたらしての12得点。接戦や好投手と対峙しても点を取れそう。攻撃力が高いチームだと感じました。
 俊足揃いの中でも1番岩本くんが特に速かったです。内野ゴロを安打にし、盗塁を仕掛ければ余裕でセーフに。初回も盗塁でチャンスを広げて先制のホームを踏んだ。岩本くんが得点圏にいれば後の打者は気が楽である。足が速いのは強力な武器です。

泉州阪堺ボーイズには清水くん、中塚くん、山田くんとU12の選手が3人もいて、それぞれ安打を放つなど活躍はした。ただ伊丹ヤングはそれを上回る戦力を有していた。伊丹シニア恐るべしです。


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大東畷ボーイズ 対 五條シニア



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感想
 五條シニアのクワエくんが1失点完投。変化球でカウントが取れ、また大東畷打線の早打ちもありわずか80球で完投した。ストレートは110km/h台だが、変化球との球速差が10km/h台と小さく見分けがつきにくい。強力大東畷打線は中々的を絞れなかった。それでも6回に2アウト1,2塁のチャンスで5番松井くんがセンター前タイムリーを放ち1点を返したが、一塁走者が三塁を狙おうとするところを五條シニアが阻止した。中々ないチャンスに1つでも先に進もうとする大東畷だったがここは五條シニアが冷静に判断して走者を刺した。これで萎んだのか大東畷が次の守りでエラーから失点をしたのは仕方ないように感じた。五條シニアが一枚上手だった。

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関メディベースボール学院ヤング 対 
東大阪北ボーイズ




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制限時間により5回で終了
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感想
 制限時間がなければどっちに試合が転がっていたかわからなかった。序盤は東大阪北の中村くんが頭部死球の影響もあって制球を悪くし甘く入ったところを関メディベースボール学院に痛打された。2回は6点、3回に1点を取るなど関メディヤングは序盤で11得点を奪いリードを大きく広げた。

しかし、ここで黙る東大阪北ボーイズではなかった。初回に1アウト3塁からまずはボークで1点を返すと3連打で更に3点を奪い、初回の4失点をすぐに追い付いた。
投手も踏ん張った。3回まで11点を許したものの7点差コールドゲームが決まる次の1点を与えなかった。投手の頑張りが伝わったのか、5回に反撃の2得点。この回で追い付かないとゲームが終了するなかで最後まで諦めずに攻め続けた。1点を取る度に東大阪北サイドは盛り上がり勢いもあった。時間制限がなければ徐々に追い上げて関メディに追い付き追い越したんではないか?と思うくらい勢いはあった。

東大阪北ボーイズの中村くんは初回に132km/hを記録するなど高い能力を見せた。しかし、阿部くんへの頭部の死球が痛かった。そこから制球が定まらなくなり痛打を許した。阿部くんは無事でそのあと3安打を記録した。今のところ阿部くんは無事のようだ。ただ不安なのが中村くん。頭部死球が原因でイップスになる可能性がある。ダイヤのAでも主人公の沢村くんが頭部死球を与えたことをきっかけに試合に敗れそのあとイップスでインコースを投げれなくなる様子があった。中村くんもそうならないことを願う。まずは選手が無事であり、野球を続けれるか?来年も中村くんがしっかり投げれていたら安心する。

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