攻め続けた宇治ボーイズが西京極ボーイズを破り決勝へ 


こんにちはUjiです。

2月15日に行われた第50回ボーイズリーグ春季全国大会京都予選準決勝第一試合

宇治ボーイズ 対 西京極ボーイズ

の試合を見てきました。


決勝をかけた試合は一歩も譲らない投手戦に。両チーム無得点で6回、宇治が暴投で先制すると7回にはタイムリーで追加点。投げては成川くんが完封で締めるなど投打ががっちり噛み合っての勝利。

5回まで点は入らなかったものの宇治ボーイズは毎度のように得点圏に走者を進め、投手にプレッシャーをかけていました。

この試合を振り返りたいと思います。

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目次

  • スコア
  • ハイライト
  • 試合展開
  • 本日のヒーロー
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スコア





 


タップすると拡大して見れるようになっています。
緑線が投手交代を意味しています。
△は左打者
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ハイライト

  • 1回裏 0死1,2塁から三重殺
 0死1,2塁で3番堀場くんがバントを試みるも投手への小フライ。これを投手成川くんは捕球し1死。二塁へ送球しベースを踏んで2死、さらに一塁へ送球して3死。確認として全走者もタッチ。西京極は一瞬にしてチャンスを潰してしまった。

三塁側から見たものとして、成川くんはワンバウンドして捕球したようにも見えた。ただ、捕球した位置が地面すれすれだったのでどっちかはわからない。さらに成川くんは一塁側には見えないように捕球した。一塁走者と一塁コーチはどうなったかわからず固まってしまった。そのまま、宇治守備陣の思うように三重殺を取られてしまった。

  • 6回表 1死3塁から暴投で先制
 先頭の桑原くんが初球をとらえて3塁打。1死後、4番山岡くんへの初球、低めのボールが後ろにそれる。その間に桑原くんが先制のホームイン。ようやく試合が動きました。
  • 7回表 1死2,3塁から成川くんの二塁打
 宇治ボーイズが1死1,2塁と追加点のチャンスに西京極ベンチが動きます。投手を田中くんから篠崎くんへ変更。しかし、篠崎くんは初球を暴投し2,3塁となる。
次の球を9番成川くんがセンターの頭を越す2点二塁打を放ち勝負を決定づける。


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試合展開

 宇治ボーイズが6回に暴投で先制すると7回には2点タイムリーが飛び出て計3得点。援護をもらった成川くんが最後まで失点をせず、3-0の完封勝利で決勝に駒を進めた。

 5回までともに無得点。西京極の田中くんは重いストレートで、宇治の成川くんはサイドからコーナーを突く投球と素晴らしい投手の投げ合いに点が入る気配はなかった。ところが、5回までの宇治の攻撃が徐々に西京極の田中くんを追いこんでいた


宇治ナインは一塁に走者を出すと積極果敢に盗塁を仕掛けた。捕手の中田くんの送球モーションが大きいのもあり、盗塁は次々成功した。得点にならなかったものの、5回までに得点圏に4度走者を進ませた

一方で成川くんは得点圏に走者を進められたのは2度。初回こそピンチを迎えたものの三重殺で切り抜けると気が落ち着いたのか、2回から4回までの打者9人を完璧に抑えた。

5回まで無得点。しかし、得点圏により多く走者を進められた田中くんの方が精神的に疲れていたかもしれない。

さらに投球数も田中くんが70と成川くん(59)より多かった。毎回のピンチに田中くんは肉体的にもスタミナが削られていた

それもあってか、6回は先頭の2番桒原くんに初球高めストレートを完璧にとらえられ3塁打に。さらに1点も与えられない状況でクリーンアップを迎える。低めに投げて打たせようと思って投げた球が捕手の股を抜け、その間に3塁走者がホームへ。踏ん張ってほしいところだが精神的にも厳しい場面で、暴投が起きるのは無理がないように思えた

得点出来なくても毎度のように仕掛け続け、疲れたときに一気に攻める。宇治が粘って得点と勝利を掴みとった。
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本日のヒーロー

  • 成川くん(宇治ボーイズ 投手)
 右サイドからコーナーを丁寧に突く。スライダーや打者のタイミングを外すチェンジを上手く扱い、西京極打線を7回3安打無失点に抑えた。また、初回にとっさの判断で三重殺を決めた。

  • 桑原くん(宇治ボーイズ 捕手)
 先制の足掛かりとなる3塁打を含む2安打と、成川くんをリードして西京極打線を抑えるなど投打に大活躍した扇の要。

  • 山岡くん(宇治ボーイズ 一塁手)
 4回に田中くんの球を捉え二塁打を放った4番打者。あっという間に外野の頭上を越す打球の速さ、そのパワーに驚いた。

  • 田中くん(西京極ボーイズ 投手)
 立派な体格から投げるストレートは重たくて宇治打線もなかなか捉えられなかった。
打っても4番で本日2安打。また、カバーがいない隙に二塁を陥れたり、塁上からプレッシャーをかけるなど走塁意識も高かった。

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